テノヒラ。

手荒れベテラン女子による手荒れにまつわる「モノ・コト」ブログ。

「泡だてネット」やめました。『awa hourプレシャス』レビュー

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美肌を作るため泡洗顔は当たり前。どのメーカーも必ず「良く泡だててから使用のこと」と謳っている。
長年医療に従事して思うことは「本当に正しいことは何年たっても変わらない」ということ。エビデンス(科学的根拠)のあることは易々と覆ることがないという現れだろう。長年謳われている泡洗顔で肌に負担をかけず、こすらずに洗顔することは本当に重要なことなのだと思う。

はじめから泡で出てくる洗顔料も発売されているが、自分の気に入っているブランドが泡で出てくるタイプとは限らない。
私が愛用しているエンビロンの洗顔料もジェル状で泡だてて使用するタイプ。手でも泡だてられるが時間がかかって効率が悪い。なので長いこと「泡だてネット」を使用してきた。
しかし、洗顔した後手のひらがヒリヒリするのが悩みのタネだった。

■awa hour preciousのここが良い

  • 手のひらに全く刺激を与えることなく濃密な泡が立てられる
  • お手入れが楽
  • 洗顔料の節約になる

■awa hour preciousのここが残念

  • 少し大きいので場所をとる
  • 水を入れすぎてしまう

 

なぜ 泡だてネットが手荒れに悪いのか

良質の泡を立てるためには「水と空気」が必要だ。この水と空気を効率的に取り込むために、「泡だてネット」は大抵目が荒く硬くできている
洗顔料を手に出し、手のひらの上で「泡だてネット」を何度も擦ったり握ったりしなければならない。この行為こそが手荒れを悪化させる原因になる。
手のひらは通常角質層が厚く丈夫にできてはいるが、アカギレや手湿疹に悩む人にとってはかなりの刺激になってしまう。
手荒れがひどいときは水を手につけるのさえ辛く、洗顔のたびに「傷口に塩」を刷り込まれているようなもので毎回拷問だった。

 

『awa hour precious あわわプレシャス』で濃密泡洗顔

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この商品は少量の水と洗顔料を中に入れ、レバーを上下にポンプすると泡が作れる仕組みになっている。
間には穴の開いたプレートが挟まれており、この穴が泡立て器の役割をしている。
何度が動かしていると重い手応えになってくるのと同時に、フタの上から泡が漏れ出してくるのが出来上がりのサインだ。
この商品小さいサイズのものもあるがこちらは容器が平たい形状なので泡もすくいやすい。
出来上がった泡は濃密で、泡だてネットで泡だてた泡とは雲泥の差。エンビロンの洗顔料は基本的に硬く細かい泡ができない成分になっているが、これだけ泡だてば十分。

しっかりした泡で洗顔するのはとても気持ち良い。しかも泡だてネットで泡だてた後の不愉快な手の痛みが全くなくなった

 

まとめ

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手荒れの原因の一つに洗顔料やシャンプーの見直しを提案されることが多いが、実は泡立てる過程が悪い場合もあることがわかった。
実際私も洗顔料が悪いのかと違う物を使うことも検討したこともあったが、エンビロンを信頼している身としては浮気しないで正解だった。
美肌を目指す手荒れでお悩みの方は洗顔料を見直す前に、「泡だてネット」を止めてお気に入りの洗顔料でこの商品を使ってみて欲しい。